今月の茶ろんdeサロンは「アポ電詐欺について」
高齢者を狙う詐欺は増える一方で、新しい手口の詐欺も次から次へと出てきています。
そこで最近よく耳にする「アポ電詐欺」とは何か、どのような手口なのか、騙されないためにはどうしたらいいか...を皆さんと勉強しました。
詐欺事件における「アポ電(アポイント電話)」とはあらかじめ電話をかけて警戒心を緩めたり、詐欺ができるかどうかを調べる電話のこと。アポ電のあと犯行が行われます。
まずは実際に起こったアポ電詐欺を寸劇にして利用者さんに見てもらいました。
事件1.銀行員の電話の後の訪問でだまされてキャッシュカードを盗られた
事件2.息子の電話に警戒しつつもその後にかかってきた警察の電話にだまされて現金を盗られた
2つの寸劇を見てもらった後「この後どうなったか?」「どうしたらこの事件が防げたか?」などを利用者さんと話し合い、予防法を確認しあいました。
また、アポ電詐欺に遭いかけていた知り合いの高齢者を、直前に助けることができた話(実話)を当の本人から聞き、詐欺が身近に起こっていることを実感させられました。
「私は大丈夫!」なんてことはありません。
「おかしいなと思ったらすぐに警察に電話をする」
「送金を要求したりキャッシュカードに関する電話があった時などはすぐに対応しない 時間をおく その間に家族や友人に相談する」
引き続きここ茶ろんでは、利用者さんに情報を発信していきます。
みんなで犯罪者から大切なものを守りましょう!