今日はいつものここ茶ろんを飛び出して、箕面市メイプル小ホールで「父の日コンサート~戦火をくぐり抜けたヴァイオリン~」を開催しました。
今年2月にここ茶ろんで開催した「戦火をくぐり抜けたヴァイオリンコンサート」をさらにバージョンアップした今回のコンサート。
出演はヴァイオリンの横山亜美さんとヴァイオリンの修復をされた弦楽器製作家の富田素行さん、そして新しくピアノの田原希美さんが加わりました。
そして会場が広くなった分、たくさんの方にお越しいただき、新しい出会いやつながりができたと思います。
はじめにヴァイオリンの持ち主の娘である牧野直子さんから、お父様の略歴などのお話がありました。
その後、横山亜美さんと田原希美さんお二人の息の合った演奏からコンサートが始まりました。
今回の選曲はすべて、お父様が当時使っていた楽譜集からのみです。
どの曲も聴いたことのあるものでした。
曲の間の亜美さんのトークもとても分かりやすく楽しかったです。
次に、今回のヴァイオリンを修復された富田素行さんによる、修復のおはなしを聞きました。
最後には、ヴァイオリン、ピアノ、チェロによる演奏。
当たり前ですが、音が増えると迫力があります。
結みのおのコンサートで横山亜美さんのヴァイオリンを聞いた牧野さんのお嬢さんが祖父のヴァイオリンを思い出す...
→保管されたままだったヴァイオリンの修復を富田素行さんに依頼
→せっかく修復できたのだからお披露目してはどうかと提案される
→戦火をくぐり抜けたヴァイオリンコンサート第一弾開催!
→このコンサートに参加されていた方のご縁で産経新聞の取材をうけて掲載される
→そして今日、戦火をくぐり抜けたヴァイオリン第二弾開催!!
このようなご縁とで今回のコンサートが実現したそうです。
楽器がいろんな縁を引き寄せて、そして音楽が人をつないでいく...
心温まる素敵なコンサートでした。
ホールの前にはヴァイオリンの初代持ち主である、牧野直子さん(結みのお代表)のお父様の写真や、ヴァイオリンケース、今回のコンサートに関する新聞記事(産経新聞)を飾りました。
ここ茶ろんの利用者さんを始め、地域の皆さん、また新聞記事やもみじだよりなどを見てお越しいただいた観客の方の数は103名でした。
暑い中お越しいただいた皆様、ありがとうございました。