8月の茶ろんdeサロンは「傾聴」について。
吹田傾聴ほほえみの長谷川美津代さんをお招きし、大変分かりやすくお話をしていただきました。
本日の参加者は35名!
関心の高さがうかがわれます。
長谷川さんがお話を始めると、会場の雰囲気がぱっと明るくなり、参加されたみなさんも熱心に聞き入ってらっしゃいました。
まずは、30年近く福祉のボランティアに関わっていらっしゃる長谷川さんの介護施設での現場や、そこで過ごす高齢者や認知症の方の心の話を聞きました。
そして、傾聴の3つのスキル(笑顔、アイコンタクト、うなずき)を教えていただいた後、実際にペアを組んで傾聴を実践しました。
話す人に寄り添ってただただ聞くということの難しさと、ひたすら聞いてもらうことのうれしさを実感した体験でした。
「話す」は「放す」...気持ちを放すことなのだという言葉が印象的でした。
長谷川先生の講話の後、参加された利用者さん、地域の方々は、とてもいい表情をされていました。
傾聴は、絶対否定しない、ありのままを受け入れる、共感する...難しいですが、心のどこかに意識していればきっと話す方とのいい関係が築けるのではないかと思いました。